日本航空(JL)は年内に、利用者に運航便の遅延・欠航情報などをLINEで通知する新たなサービスを開始する。2月28日に発表した同社グループ中期経営計画のローリングプランでも目標として掲げた「パーソナルかつタイムリーなコミュニケーションの実現」に向けた取り組みの一環で、LINEが提供を開始する法人向けの新機能「通知メッセージ」のローンチパートナーとして、今秋から年内を目途に開始する。詳細な開始時期や内容、利用方法は後日発表する。
LINEの「通知メッセージ」は、重要性や必要性の高い通知メッセージに限り、事前の「友だち」登録の有無に拘らず、ユーザーへの通知を可能にするもの。JLはグループ会社を含む運航便に30分以上の遅延や欠航などが発生した場合、利用者にメッセージで通知する。通知対象は、航空券の予約時にLINEを利用している携帯電話の番号を連絡先として登録した利用者。なお「通知メッセージ」のローンチパートナーには、旅行・観光関連企業では全日空(NH)も名を連ねる。