日本の祭り

 

北海道雪祭り
(北海道)
yukimatsuri 札幌の冬の風物詩として、海外から訪れる人も多いさっぽろ雪まつり。大通公園をメイン会場にさまざまな大雪像や氷像(すすきの会場)が並び、その迫力と美しさに訪れる人は魅了されます。つどーむ会場は雪とふれあう・遊べる会場として巨大な滑り台など雪上アクティビティが楽しめます。
メイン会場の大通公園では夜はライトアップも行われ、中でも幻想的なプロジェクションマッピングに感動です。

■開催時期:毎年2月に開催

祇園祭
(京都府)
gion 八坂神社のお祭りで、歴史は古く、1000年以上前から続いています。毎年7月1日の吉符入りから31日の疫神社夏越祭まで1ヶ月間にわたり、様々な神事が行われます。

「京都三大祭」「日本三大祭」「日本三大曳山祭」「日本三大美祭」など、様々な三大祭りのひとつに数えられている国内有数の大きなお祭りです。四条通と烏丸通が歩行者天国となり、多くの露店と人々で賑わいます。

■開催時期:毎年7月1日~7月31日

 神田祭
(東京都)
kandamyoujin 神田明神で行われるお祭り、神田祭。日本三大祭りのひとつであり、関東でも最大級の、神輿(みこし)がでるお祭り。大祭は山王祭(日枝神社で西暦年偶数年に開催)と交互に、2年に一度行われます。
この祭りのクライマックスが翌日、100基もの神輿が町を埋めつくし、神田明神へと向かう、大規模な神輿の宮入です。

 ■開催時期:5月中旬

鶴岡八幡宮 流鏑馬神事
(神奈川県)
yabusame 鎌倉初代将軍、源頼朝ゆかりの地・鶴岡八幡宮で毎年9月16日に行われる流鏑馬とは一直線に駆ける馬上から板の的を射る勇壮かつ繊細な弓術のこと。文治3(1187)年、源頼朝が放生会で奉納したことが始まりと言われています。
また、4月に開催される鎌倉まつりや、10月の崇敬者大祭でも奉納されています。

■開催時期:9月16日

天神祭
(大阪府)
tenjin 平安時代から1000年以上の伝統と歴史を誇る、大阪天満宮のお祭り。大阪三大夏祭りのひとつで7/24の宵宮と7/25の本宮には多くの人が訪れます。特に、25日の本宮の夜は、大川(旧淀川)に100艘を超える船が行き交う圧巻の船渡御や、約4千発の花火が上がる奉納花火は必見です。

■開催時期:7月24日、25日

青森ねぶた祭り
(青森県)
nebuta 毎年8月2日から7日に開催される夏祭りです。青森市内の大通りを「ラッセラー」の掛け声を上げながら踊り手である「跳人(ハネト)」がねぶたの周りを飛び跳ねます。

国の重要無形民俗文化財に指定されており、こちらもまた世界的にも有名で日本を代表するお祭りのひとつです。平安時代に坂上田村麻が陽動作戦として笛や太鼓で敵をはやし立てたのが起源と言われています。

■開催時期:毎年8月2日~7日

 秋田竿燈まつり
(秋田県)
akitamatsuri 竿燈を稲穂に、連なる提灯を米俵に見立て、一人の差し手が手のひらや額・腰・肩などにのせ、豊作を祈るお祭りです。見どころは高さ12m、重さ50kgにもなる「大若」を肩や腰に移し替えていく妙技です!
国の重要無形民俗文化財に指定されており、「東北三大祭り」「日本三大提灯祭り」の一つとして位置づけられています。威勢が良い「ドッコイショードッコイショ」という掛け声と巨大な竿燈が圧巻の迫力です。

■開催時期:毎年8月3日~6日

 御柱祭
(長野県)
onbashira 長野県諏訪地方で行われる7年に一度のお祭り。次回の開催は平成28年。御柱を人力で引きずり、新たに建てる豪快な神事です。山中から御柱としてもみの大木を16本(上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮各4本)切り出し、各地区の氏子たちが4箇所の各宮まで曳行し、社殿の四方に建てて、神木とします。

中でも木落としや宮川の川越しは迫力満点で、最大の見せ場となっています。

■開催時期:上社・下社とも「山出し」は4月、「里曳き」は5月

 阿波おどり
(徳島県)
awaodori 阿波おどりは日本三大盆踊りのひとつとされ、徳島県(旧・阿波国)を発祥とする盆踊りです。踊り手のグループは「連」と呼ばれ、三味線や太鼓などの二拍子に合わせて練り歩きます。

江戸幕府開府からおよそ400年以上も続く歴史あるお祭りで、日本の伝統芸能として世界的にも非常に有名です。夏になると徳島県下の各地で阿波踊りが開催されますが、中でも最も大規模なのが徳島市阿波おどりです。

■開催時期:毎年8月12日~15日

 仙台七夕まつり
(宮城県)
sendaitanabata 仙台七夕まつりは月遅れの七夕を中日として、毎年8月6日から8日まで行われます。豪華絢爛な笹飾りが特徴的で、仙台駅周辺ではくす玉や大きな吹き流しをつけた笹飾りを見ることができます。

「東北三大祭り」のひとつで、仙台藩初代藩主・伊達政宗公の頃から始められたという歴史あるお祭りです。7種類ある飾りにはそれぞれ意味があり、短冊は学業、紙衣は病・災い・裁縫、折り鶴は長寿、巾着は金運・商売繁盛、投網は豊漁、くずかごは倹約・清潔、吹き流しは織姫と彦星を表しているそう。

■開催時期:毎年8月6日~8日

越中八尾おわら風の盆
(富山県)
kazenobon 富山市南西部の山あいの小さな町・越中八尾(えっちゅうやつお)で、9月1日から3日にかけて行われるお祭り。哀切感に満ちた越中おわら節の旋律にのって、艶やかで優雅な女踊り、勇壮な男踊りが披露されます。

無言の踊り手たちが披露する洗練された踊り、哀しげな胡弓の調べ、そして格子戸の民家、土蔵など昔の面影を残すまち並みに誰もが魅了され、幻想的な世界に酔いしれるはずです。

■開催時期:毎年9月1日~3日